170614 day9

8時台に目が覚めた。

 

昨晩は、ジェイゾロフトを倍に増量したためか、

服用後から就寝前にかけて異様なハイテンション感を覚えた。

家族が帰宅して皆揃っていたからかもしれない。

一晩眠ってもまあまあ気分は暗くなかったと思う。

 

ああ、でも、この日の明け方6時くらいに「就職相談をしていたI先生」からのメッセージが送られていて、学校の風景や関係性を思い出して、起床早々げんなりした覚えがある。

通知タブでメッセージの前半だけ読んだ時には「ただの研究室の現状報告」だったからというのが理由で、後半が存在していることを知って文の全体像が分かった途端、少し落ち着いた。「実験の相談にのりますよ」ということを伝えてくれて、有難いと思った。

本当に嫌なのは「実験」ではなくて「発表」だけど。

 

15時くらいにソファに寝そべりながら「学部時代の友人T」にラインをして、

待っても返信がないので出掛けることにした。

ふと前日に言われていた「心療内科のH先生」からの「日光を浴びた方がいいのよ」っていうフレーズを思い出したからです。

 

ここでは「試薬会社のAさん」に教えてもらった”吉方位”を参考にすることにした。

 

その日は「東」らしいと分かり、ディズニーランドに行こうかとも考えたけど、

頭の片隅にありながらただただ家から東に向かってあてもなく歩いた。

約1週間ぶりの日差しはまぶしかった。

肌が焼けるかと思ったが、むしろその方が今の自分にとっては健康的だと思い直した。

 

前々から行きたいと考えていた下北沢に向かって、古着をみるはずだったのに海鮮丼を食べて、美味しいいくらとサーモンをよそめにマズイネギトロにむかついた。食べ終わってすぐに夕飯に関する返信が友人Tから寄せられた。

 

タイミング悪いなと思いながら帰宅してシャワーを浴びて着替えて新宿に向かった。

 

休んでる理由を暗に悟られながらの会話は1枚も2枚も壁を感じた。

 

子牛の肉ということにも罪悪感を覚えつつ、食事を食べ終えても壁の有る会話を続けることにものすごい居心地の悪さを感じた。

 

帰ったら少し一人の時間があって、ほどなく母親が帰宅して、母親が「母になる」を観ているそばで体育座りをしたい気持ちになった。

 

今の自分を知ってほしいけど、知らなくていいよ、みたいな気持ちになり、すなわち甘えたい気持ちになった。