170613 day8

ちょっとだけこの日を楽しみにしていた気がする。

 

心療内科へ、2回目の診察。

12時50分に到着した。

 

確か起きたのは11時くらいで、覚醒したのは12時ぎりぎりだった気がする。

11時45分にアラームをかけた記憶がある。

 

白と黒のボーダーのトップスに、黒のロングスカート、カーキのブルゾンという地味で暗い恰好になった。

 

ほとんど正方形のような部屋に5つくらい等間隔で置かれた椅子には、

正面をむいて、何とも言えない表情をしている女性が3人くらい座っていた。

ちょっとこわかった。人形みたいで。

みんな病んでるのかな、自分もこうなのかなと不安になった。

 

13時に予約していたのに、診察開始時刻は13時20分くらいだった。

大体30分くらい待った。ある患者さんが泣いてしまったために時間が押したらしい。

 

先生曰く、どうやら抗うつ薬というのは「きいている」というのが実感できるものらしく、もう少し服用量が必要だということになった。

幸い副作用の頭痛や吐き気もなかったため、良かったと思う。

薬漬けにされるのがこわいなと感じながらも信じて治すことにした。

次は1週間後の14時半になった。

 

この後、お昼ご飯を食べる為に大分歩いた。

14時までのランチメニューにすべりこんで、食べたかったものとコーヒーのセットを頼んだ。

 

母親とおぼしき4人組が、就活の話をしていた。

 

自分は内定したけれど、ミーハーだからか大企業じゃないことに自信を持てずにいる。

でも無事就職が決まったのは本当に運が良かったと思うし、

合う会社に巡り合えたのは幸せだと思っている。

いまだに母親に「よかったね」と言われても「ほんとかよ」と穿った考えを抱いてしまうけれど。

 

この時、カウンセラーと教授の連絡がとれていないまま2週間目の休みに突入してしまうことに戸惑いを覚えていた。

罪悪感を消すために1週間目もほとんどをベッドで過ごしてしまったが。

 

帰りは図書館に行って、カードを再発行して、3冊の本を借りて帰宅した。