170612 day7

day●●という書き方は、細胞の生育日数を示すことを参考にしている。

 

この日は楽しみな日だった。

昨秋、初対面した同級生Sくんとの「2回目まして」だった。

しかも自分からではなく相手から声を掛けてもらえたことが凄く嬉しかった。

なかなかかっこよく聡明な人でしたし。

 

花柄のワンピースのボタンをフルに開けて、ガウンがわりに羽織り、

中には黒いレースが大人なトップス、今年流行りの花の刺繍が施されたデニムスカートを着ていくことにした。

 

がっかりされるのは嫌だった。というか、せっかくなら「綺麗な人だ嬉しい」、そして「綺麗な人だった嬉しかった」と周囲に伝えてほしかった。元彼と同じ研究室の友人だったことも素直な理由。

 

後楽園に到着して、思いのほかテンションの高い人に出会い、まさに出会い頭爆笑した。

変な子じゃなくて本当によかったと安堵した。待ち合わせの直前までは、なぜかデートのような心地がして変にドキドキしていたから、ものすごく良い意味でそれがほぐれてくれた。