170612 day7

day●●という書き方は、細胞の生育日数を示すことを参考にしている。

 

この日は楽しみな日だった。

昨秋、初対面した同級生Sくんとの「2回目まして」だった。

しかも自分からではなく相手から声を掛けてもらえたことが凄く嬉しかった。

なかなかかっこよく聡明な人でしたし。

 

花柄のワンピースのボタンをフルに開けて、ガウンがわりに羽織り、

中には黒いレースが大人なトップス、今年流行りの花の刺繍が施されたデニムスカートを着ていくことにした。

 

がっかりされるのは嫌だった。というか、せっかくなら「綺麗な人だ嬉しい」、そして「綺麗な人だった嬉しかった」と周囲に伝えてほしかった。元彼と同じ研究室の友人だったことも素直な理由。

 

後楽園に到着して、思いのほかテンションの高い人に出会い、まさに出会い頭爆笑した。

変な子じゃなくて本当によかったと安堵した。待ち合わせの直前までは、なぜかデートのような心地がして変にドキドキしていたから、ものすごく良い意味でそれがほぐれてくれた。

170611 day6

この日は、幼稚園からの幼馴染Mちゃんとランチをした。

 

普段の私なら毎日洗髪するのだが、

「休養」となってからの私にはその気合いが生まれてこない。

 

前日の夜に、ああ髪の毛を洗わなくてはお風呂に入らなくては、と思いながら寝た。

 

朝起きたらぎりぎりの時間だった。

確か就寝時刻も当日2時半くらいで、Mちゃんに保険のラインをいれたんだった。

11時集合だったから、「9時に起きてなかったらアウトだ」と。

当日の私は、めでたく8時40分くらいに1度起きた。

「起きれた!!」というラインを入れて相手を安心させて、

また、10時くらいまで寝た。

 

紆余曲折有りながらちゃんと時間には間に合った。

ちょうど1年ぶりに会ったMちゃんは、

1年前と変わらず綺麗な女性という感じだった。

 

新宿高島屋の有名なカフェでランチをとった。

 

研究室の事を話していたので、それについても話を熱心に聞いてくれた。

なので、やめてしまった助教授のモラハラやセクハラ発言について思わず話していた。

世の中には出来た大人もいるらしく、Mちゃんの研究室は

人間関係で悩む事はまったくないと言っていた。

 

私はこれを試練として乗り越えなくちゃいけない人なのかな、と思った。

 

この日まで昼夜逆転が続いていた私は、

ひとしきり今までの大変だったことを聞いてもらってから、眠くなってしまった。

というか、私は人と話すのにエネルギーを使い過ぎるのか?

ある程度話すともう疲れて1人モードに切り替わってしまうのだろうか。

笑えなくなってくるのはなぜなのだろう。

その人が嫌いなわけじゃないのに。自分が嫌いなのかな。

 

ランチを終えて、お互い誕生月ということでフルラのハンドタオルを贈り合った。

大きなハートがいくつも描いてあるハンドタオルにした。

ビビッドな色づかいがとても素敵で、Mちゃんはオレンジ、私はイエローにした。

ザ・女友達のようなことはあまりしてこなかったから、

むずがゆい気持ちになりつつも、すごくうれしくて幸せな気持ちになった。